おしらせ

就職内定状況調査

調査結果(令和7年3月末調査)

 令和7年3月末現在における、工業系を設置する高等学校の就職内定状況調査の結果がまとまりましたので、ご報告いたします。
 就職内定率の全国平均は99.0%で、昨年度とほぼ同水準でした。
 就職内定者数は39,078名で、昨年度より520名減少し、前年同期と比べ1.3%減となりました。
 就職内定率が高い水準を維持して「超売り手市場」になっているのは、少子高齢化の深刻化が主な要因だと考えられますが、引き続き企業の経済活動が上向いていることから、若手人材の獲得に向け、高卒採用を増やしている企業が多くなっていることも一因として考えられます。
 一方で、工業系高等学校の卒業者数は年々減少しており、大学や専門学校等への進学率の増加により、さらに就職を希望する高校生の数は少なくなっています。今後も新卒高校生の採用難はさらに続くことが予想されます。
 就職内定率が昨年度とほぼ同じ数値を維持できたことは、工業系を設置する高等学校で学ぶ生徒に夢や希望を与えたことと思われます。引き続き工業系高等学校の生徒の就職活動にご尽力くださいますよう、よろしくお願いいたします。
 また、年度末のご多忙の中、本調査にご協力をいただきました各校のご担当の皆様に感謝申し上げます。

ブロック別就職内定状況調査(令和7年3月末調査)

ブロック 課程別回答数 就職希望者数 就職内定者数 就職内定率
北海道 26 1,165 1,160 99.6%
東北 74 4,325 4,307 99.6%
関東 115 7,100 7,046 99.2%
北信越 46 2,903 2,902 99.9%
東海 67 6,297 6,282 99.8%
近畿 70 4,535 4,499 99.2%
中国 56 3,213 3,109 96.8%
四国 33 1,409 1,408 99.9%
九州 117 8,508 8,365 98.3%
全国 604
(626)
39,455
(39,918)
39,078
(39,598)
99.0%
(99.2%)

※(  )内は、前年同期の状況である。